11月に行われる高校生ものづくりコンテスト全国大会(旋盤部門)
に北海道大会で本校電子機械科2年 八木 志友さんが全国大会の優勝し出場権を獲得しました、旋盤部門の北海道代表としては女子選手は初めてです。
出場選手で唯一標準時間内での加工終了、三年生の選手が多く参加する中2年生で優勝することができました。6月から努力した結果がでました。
また、同じく電子機械科2年の髙山憂詩さんは高校生として北海道で初めて技能検定フライス加工を受験し見事合格しました。
授業でもまだ習っていない、工作機械を北海道職業能力開発大学校の先生に教えてもらって実力を上げていきました。実技試験当日アクシデントもあったなか最後まであきらめず完成させ合格できました。
また上記内容は北海道新聞10月4日朝刊に掲載されました。
記事全文工業高校の生徒が技術を競う「第22回高校生ものづくりコンテスト」北海道ブロック大会の旋盤部門で、札幌琴似工業高電子機械科2年の八木志友(しゆう)さん(16)が女子で初めて最優秀賞を受賞した。また、金属加工の知識や技術が求められる国家資格に同科2年の高山憂詩(うた)さん(16)が道内の高校生で初めて合格した。2人は「さらに技術を磨きたい」と意気込んでいる。
同コンテストの旋盤部門は鉄製の円柱を、設計図通りに旋盤で加工する技術が問われる。ブロック大会は8月5日に札幌市内で開かれ、道内6校から9人が参加した。
八木さんは昨年も同大会に参加し4位だった。今年は6月から放課後に2時間半ほどかけ、さまざまな寸法で削る練習を繰り返して集中力と正確さを強化して臨んだ。
2時間半以上かかると減点になる本番で削り終えたのは開始から2時間29分後。正確さには課題が残っただけに、最優秀賞と知り「諦めかけていたのでうれしかった」と喜ぶ。11月に金沢市で開かれる全国大会では「少しでもレベルアップし、1桁台の順位を目指したい」と語る。
高山さんは8月9日に小樽市で試験が行われた技能検定の「機械加工(フライス盤作業)3級」に道内の高校生で初めて挑戦。学科と実技の試験があり、実技では手のひらサイズで、はめ合わせることができる鉄製直方体2個を製作した。
同校では3年からフライス盤の実習に取り組むが、昨年2月、3年生の手伝いでフライス盤に初めて触れ「削り方が多様で楽しい」と魅力にはまったという。すぐに受験を決め、小樽市の北海道職業能力開発大学校で実習も行い、習った内容を放課後に復習するなど準備をしてきた。当日は受験者が1人で「緊張で頭が真っ白だった」という高山さん。「来年は2級の合格を目指したい」と話している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/740203/?rct=l_sapporo
北海道新聞掲載写真